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高校野球の地方予選に感動し、我が人生を考える

市ケ尾高校、残念ながら惜敗でした。

今日は7月18日。毎年この時期は高校野球の地方予選が各地で行われており、高校野球ファンの私にとって最高に楽しい時期だ。

決勝、準決勝といった、甲子園を狙うトップクラスの戦いはもちろん楽しいのだが、ベスト32から8あたりで、鍛えられた「県立高校」が私学の強豪校に挑む組み合わせがとにかく大好物。

私の住む神奈川県では、市ケ尾高校が県立で唯一ベスト16に入り、私立の強豪校、日大藤沢に挑んだ。

期待通りの好ゲームで、結果は3-1で惜しくも市ヶ尾の敗戦。ヒット数で上回り、ピッチャーの層も厚く互角の戦いぶりでした。ナイスゲーム!

力の差は感じなかっただけに、序盤でミスもあり、先に3失点したのが残念。

点差があったので攻めが単調になり、併殺が増えて、どんどん日藤ペースになっちゃった感じでしたね。まあとにかくナイスゲームでした。お疲れ様でした!

何事も基礎が大切

私立強豪校と互角に戦える県立校はもちろん珍しく、全く歯が立たないチームも当然たくさんある(うちの母校とか)。

その違いについて、今回思ったことは、やはり「基礎が大切」ということ。

野球で言えば「キャッチボール」の大切さ。強いチームはちょっとした「スキ」を徹底的に突いてくる。一つのエラーやフォアボールで出たランナーを、走れる、と思ったらドンドン盗塁を仕掛け、確実に点に絡めてくる。あっという間に大量得点、といった感じ。

相手に「スキ」を見せないために、やはり、当たり前のプレー、「取る、投げる」を高い次元でやる必要があり、突き詰めれば、「キャッチボールがきちんとできるか」、といった基礎の差である、と改めて感じた。

習い事も人生も同じ。基礎が大切。

新体操を習う娘を見てて、私の最近の口癖が「とにかく基礎練やりなさい」と。

上手い子は、技術もさることながら、とにかく皆様、体が柔らかい。体幹が強い。

この競技をやる上で、先ずは基礎ができてないと勝負にならないな、と。いくら表面的なテクニックを身につけても、ね。

人生もやはり「基礎が大切」ってことでしょうね。「ローマは一日にしてならず」。日々人間力を養い、人生の目標に向かって、コツコツと当たり前な地味なことを積み上げていく。

それにはまず、「自分はどうなりたいか、何を目標にするのか」を明確にして、そのための基礎練をやってく必要がある。目標があれば、それに向かうためのコーチがいてもいいかもしれない。

僕みたいに、普段はパッとしないサラリーマンで、楽しくない仕事を日々なんとかこなすのが精一杯で、早期退職して、第二の人生、本当にやりたかった楽しい事をやりたい!、なんて夢を描いている人、他にもいるかもしれない。

日々忙しく、次のステージの勉強もまともにできない状況下では、人生の甲子園に立つことは恐らく難しいだろう。でも、毎日コツコツ正しい練習方法で、基礎をしっかり身につけていけば、次のステージでもそれなりに戦える知識が身について、人生の強豪校(一流の凄い人)にもワンチャン勝てる日が訪れるかもしれない。毎日コツコツ行う努力はきっと報われる。