ふるさと納税。年末に行ったので、すっかり忘れてました。
返礼品の、
山梨県富士吉田市産シャインマスカット!
忘れてた分、嬉しさ2倍。皮まで食べられ甘くて美味しい。
記事を書いている9月中旬は「シャインマスカット」の出荷の最盛期。
近年は「格安」傾向に向かっている反面、ブランドイメージに傷がつく恐れがあるなど、様々な課題に直面しているとか。
今回の記事では、シャインマスカットの近況、課題、今後のブランド作り等についてお話しします。みなさまのご参考に少しでもなればうれしいです。
今年は「格安」で食べられる。
今年は比較的「格安」で食べられるそうです。
お値ごろ感の理由
① 生産量が年々増えている
② 今年は特に生育が順調なこと、などが影響している
とのこと。
私の「庶民目線」だと値下がりのニュースは単純に嬉しいのですが、高級品(贈答品)としてのブランドイメージが傷つく恐れもあり、農家さんにとって、良いことばかりではないようです。
外国産のシャインマスカットも問題視。
また、近年は外国産のシャインマスカットも問題視されてます。
優良な品種は、我が国農業の強みの一つであり、輸出品目として海外でも高い評価を得ています。一方で、シャインマスカットやイチゴ等の種苗が海外に持ち出され、中国や韓国で産地化された上で東南アジア等にも輸出され、我が国からの輸出産品と競合するなどの問題も指摘されています。
〜農林水産省HPより〜
https://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/r2/r2_h/trend/part1/chap0/c0_6_00.html
日本の農業にとって悩ましい話ですが、同じ味のシャインマスカットなら(生産地に関係なく)安い方を買う気持ち。庶民なので正直理解できます。
今後、シャインマスカットは、日本でも世界でも、より沢山作られるようになり、価格競争で、ますます安くなる可能性も高く、庶民は嬉しいですが、高級品としてのイメージはちょっとずつ薄れていくかもしれません。
シャインマスカットの中でも、より甘いとか、より大きいとか、そういった強いブランドが作れるとよいですが、そんな簡単な話じゃないですよね、きっと。
これからはもっと違う形のブランド作りが求められていく気がします。
新たなブランド作りで!
ブランド作りの原点は、自分が好き、心地よい、楽しい、美しい、おいしいという感覚を誰かに伝えていきたい気持ちにある。
「ビジネスパーソンの新・兼業農家論/井本喜久/クロスメディア・パブリッシング」
こちらの本で、ブランド作りについて紹介していたので引用させていただきます。
ブランド作りの一つとして、
シャインマスカット農家さんの一人一人が、シャインマスカット作りの「熱い想い」だったり、「農への姿勢」だったり、「人間性」だったりを、どんどん発信して消費者に伝える。それがブランド作りの原点となり、ファンの増加につながる。
確かに、自分の考えと共感できる「自分らしさ」のある農家さんと出会えたら、応援したいなって、僕なら思う。
すでにそういったことをやってる農家さんもいると思うので、調べてみよう。
あとは、「人間味」というか「ふるさと感」はやっぱり大切だな、と感じます。
僕は山梨が母方の実家だから、山梨産のシャインマスカットはひいきする。
日本人は日本がふるさとだから、日本産のシャインマスカットをひいきにすると思う。
また、実際のふるさとじゃなくても、よく遊びに訪れる「第二のふるさと」だったら、やっぱりそこのものをひいきにするわけで、そういった市場原理だけでは見えてこない「気持ち」とか「情」の部分。今後は、より大切になってくるんじゃないかな、と思ったわけです。
たとえば、A町のB旅館には、毎年旅行で訪ね、「第二の実家」みたいな感覚でお世話になってる。だから、同じ品質のシャインマスカットならA町で買いたいな、とか。
おわりに
今回の記事では、シャインマスカットの近況、課題、今後のブランド作り等についてお話ししました。みなさまのご参考に少しでもなれたらうれしいです。
ところで、山梨県富士吉田市のシャインマスカット。「2024年分先行予約を受付開始」とのことです。
とても美味しかったので、みなさまもぜひ、お試しいただくことをお勧めいたします。
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