雑記

ケアンズへ家族で初めての海外旅行。「持続可能な観光」について考える。

パパ
パパ
ケアンズ旅行、たのしかったね!

娘(小1)
娘(小1)
コアラ可愛かった!

娘(小4)
娘(小4)
ハンバーガー美味しかった!

ママ
ママ
でも日本も自然豊かで全然負けてないよね!

パパ
パパ
確かに日本も素敵だけど、ケアンズは観光地として成熟してたね。

今回の記事では、子連れで初めての海外旅行にケアンズを訪れたことで感じた、ケアンズの魅力と日本でもマネしてもらいたい点、などの想いを書いた内容となります。

外国人旅行者が回復傾向。

外国人の旅行者、街でもよく見かけるようになりましたね。

コロナ明けを実感します。

実際のところ、コロナ前との比較でもかなり回復傾向とのこと。

観光庁の高橋長官は「年内にもひと月当たりの訪日旅行者数がコロナ前の水準に回復する」という見通しを示し、「訪日客数は少しずつ改善傾向にある。日本に来る外国人と外国に出発する日本人の双方向の回復拡大にしっかり取り組んでいく」と述べられました(8月21日記者会見)。

ソースニュース

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230821/k10014169461000.html

インバウンド(日本にくる外国人)だけでなく、アウトバウンド(外国にいく日本人)にも国が取り組んでくれる、というのは、ちょっと意外でうれしいですね。

子ども達と初めての海外旅行。ケアンズはおすすめ。

我が家では、今年の7月、家族でケアンズ(オーストラリア クイーンズランド州)にいってきました。

ケアンズは、アウトドアが魅力のゆったりと過ごせる日本人にも人気の観光地。

娘たちとは初めての海外旅行だったので、不安な面もあったのですが、結果、とても快適に楽しく過ごすことができました。子連れの海外旅行におすすめの観光地です。

グレート・バリア・リーフ、世界遺産の熱帯雨林の森、(世界の車窓からで有名な)キュランダ鉄道など、定番の観光スポットはもちろん良いのですが、おしゃれなカフェでお茶したり、早起きしてビーチ沿いを散歩したり、といった何気ない行動も、「外国たびしてる感」があって良かったです。おすすめです。

参考URL

https://www.australia.com/ja-jp/places/cairns-and-surrounds/guide-to-cairns.html

ケアンズのオーバーツーリズム対策。環境保全につながる仕組みの構築。

ところで、ケアンズ観光局CEO、マーク・オルセン氏がこのほど来日し、最新の日本市場の動向や観光施策などについて話してくれました。

熱帯雨林とグレートバリアリーフ、2つの世界自然遺産への玄関口であるケアンズでは、「こうした魅力を未来につなぐ責任がある」(オルセン氏)との考えから、オーバーツーリズム対策にも早くから取り組んでおり、旅行者誘致と資源の研究や保全を両立に力を入れている。

https://www.travelvoice.jp/20230919-154216

ケアンズでは、早い時期から旅行者誘致だけでなく、オーバーツーリズム対策にも既に取り組んでいる、とのこと。さすがは、世界有数の人気観光地ですね。

確かに街中を含め、訪ねた観光スポットは、どこも混みすぎていなく、快適でした。逆に日本の観光地はどこも混みすぎの印象があるので、大きな違いを感じたところです。

「ケアンズでは環境保護税を生態系の調査、研究、保全活動の予算として役立てている。訪れる人が増えることが、環境保全にもプラスになる体制を整えているので、ぜひ多くの人にケアンズを訪れてほしい」と呼びかけた。

https://www.travelvoice.jp/20230919-154216

環境に関心の高い観光客が増えることで、環境保全につながる仕組みが構築されている。素晴らしいですね!

美しい自然景観を見たり、体感するだけでなく、「この景観を後世に残したい」という想いを持ってて、その役に少しでも立ちたい、そのためにお金を払いたい、といった人もたくさんいると思います。

日本も環境保全につながる仕組みを構築し「持続可能な観光地作り」を。

今回のケアンズ旅行で強く感じたこと。それは「観光資源だけなら日本も世界有数の観光地に全然負けてないな」でした。

特に海、山、川といった日本の豊かな自然の素晴らしさは、海外に出かけたことで、改めて再認識できました。

今後、環境に関心の高いインバウンドに訴求する観光コンテンツにどんどん成長していくのだろう、と思いますが、一方で、オーバーツーリズムの対策がなされないまま、観光地の自然が荒廃してしまうのは悲しい。

日本もぜひ、各々の観光地で、環境保護税等を導入し、環境保全にもプラスになる体制を整えてもらい、「持続可能な観光」に取り組んでもらいたい、と思いました。