今、わが家でミラノ・コルティナ五輪が熱い。
うちは娘二人が0歳の頃からスキーに連れて行っている「スキー大好き一家」だ。ある程度滑れる娘たちだからこそ、今大会の「スロープスタイル」には釘付けだ。前半は手すりやボックスなどの障害物を攻略し、後半は巨大なジャンプを決める。小3の娘は「あの斜面、そもそも立ってるだけで怖いよ!」と笑っているが、その過酷さが分かるからこそ、選手の超人ぶりが肌身に染みるらしい。
アイリーン・グー(谷愛凌)選手
今回の観戦で、親子で一番の衝撃を受けたのがアイリーン・グー(谷愛凌)選手だ。
かつて日本では「田村(谷)でも金」という名言があったが、令和の谷さんは**「アメリカでも中国でも金」**。彼女はまさに米中の架け橋だ。
驚きの文武美とセルフブランディング
驚くのはその「多面性」である。
- 学業: 名門スタンフォード大。SAT試験は全米上位1%の超秀才。
- モデル: 世界のハイブランドを纏い、年収は約35億円。
- 競技: 圧倒的な強さで金メダル(1位)を量産。
まさに**「文武美」**の三刀流。彼女を見ていると、現代のアスリートにとって「セルフブランディング」がいかに重要かを痛感する。Instagramを駆使し、競技の強さを自分の「物語」や「市場価値」に変え、現役のうちから引退後のキャリアを確固たるものにしている。
中国の勢い
「国が勢いづくとスポーツも強くなる」という現実を中国勢の躍進に感じつつも、親として一番の学びは彼女の**「生き方」**にある。一つの道に縛られず、得意なことを掛け合わせて自分の価値を最大化する。その軽やかさは、これからの国際社会を生きる娘たちにとって最高のロールモデルだ。
おわりに
「スキーが好き」という純粋な気持ちが、いつか彼女たちをどこへ連れて行くのか。アイリーン選手の滑りを見つめる娘たちの横顔に、そんな未来への期待を重ねる夜になった。

